たかね‐なでしこ【高嶺撫子】
ナデシコ科の多年草。中部以北の高山帯の岩石地に自生し、高さ約20センチ。花は濃紅色の5弁花で、縁は細く深く裂けている。
たちぐい‐そば【立(ち)食い蕎麦】
立ったままで食べるそば。また、そのような形式でそばや丼ものを提供する店のこと。
たぬき‐そば【狸蕎麦】
刻みねぎと揚げ玉をのせたかけそば。 [補説]地域によっては、油揚げをのせたものや、あんかけにしたものなどを指していう。
だったん‐そば【韃靼蕎麦】
蕎麦の一種。広くアジアの高山地域に生育する。実に一般の蕎麦よりも多くのルチンを含むことから、健康効果が注目される。苦みが強いため苦蕎麦(にがそば)とも呼ばれる。
ちゃ‐そば【茶蕎麦】
そば粉に抹茶をまぜて打ったそば。
ちゅうか‐そば【中華蕎麦】
中国風の細い麺。小麦粉と鶏卵に梘水(かんすい)を加えて作る。特に、ラーメンをさす。中華麺。
つきみ‐そば【月見蕎麦】
生卵を落としたかけそば。卵黄を満月に見立てていう。
つゆ‐そば【汁蕎麦】
かけ汁をかけて食べるそば。かけそば。
テンプラ‐そば【テンプラ蕎麦】
テンプラをのせたかけそば。
ときそば【時蕎麦】
古典落語。蕎麦の代金16文を時刻をたずねながら1文ごまかした人を見て、ある男が真似をするが、逆に多く数えて4文損をしてしまう話。 [補説]上方落語では「時うどん」の名で演じられる。