カラキタイ【Kara Khitai】
遼の王族、耶律大石(やりつたいせき)が、1132年に中央アジアに建てた国。都はフス‐オルダ(ベラサグン)。3代80年近く続いたのち、1211年、トルコ系のナイマン部族に滅ぼされた。西遼。 [補説...
くろ【黒】
1 色の名。墨・木炭のような色。黒色。「—のセーター」 2 黒い碁石。また、それを持つほう。先手。「—が三目の勝ち」⇔白。 3 犯罪などの容疑が濃いこと。「状況証拠では—だ」「判定は—と出る」⇔...
くろ‐あえ【黒和え/黒韲え】
1 いってすりつぶした黒ごまであえること。また、その料理。 2 イカを、その墨であえたもの。黒作り。
くろ‐あげは【黒揚羽蝶】
アゲハチョウ科の昆虫。黒色で大形。後ろ翅(ばね)の突起は幅広く短い。幼虫の食草はミカン・カラタチ・サンショウなど。くろちょう。《季 春》
くろ‐あざ【黒痣】
1 皮膚に生じた黒または褐色の斑紋。メラニン色素を含む細胞が増殖したもので、小形のものはほくろと呼ぶ。色素性母斑。 2 打撲などで皮下に内出血が起こり、青黒く見えるもの。
くろあし‐ねこ【黒足猫】
ネコ科の哺乳類。体長約40センチメートルと小形。体は黄褐色で黒斑があり、足の裏が黒い。アフリカ南部の乾燥地帯に生息。
くろ‐あずき【黒小豆】
アズキの栽培品種。実は小さくて黒い。
くろ‐あぶら【黒油】
白髪(しらが)染めに用いた黒色の鬢付(びんつ)け油。「いればをおはぐろでごまかし、—でしらがをかくす」〈魯文・安愚楽鍋〉
くろ‐あり【黒蟻】
黒色のアリの俗称。クロオオアリ・クロヤマアリなど。《季 夏》
くろ・い【黒い】
[形][文]くろ・し[ク] 1 墨のような色をしている。「—・い色の服」 2 黒みがかっている。黒に近い色である。「日に焼けて—・い顔」「冬の—・い海」 3 汚れて黒ずんでいる。きたない。「—・...