むん‐む
[副](多く「と」を付けて用いる) 1 「むんむん」に同じ。「ギッシリ詰められると—として閉口する」〈魯庵・社会百面相〉 2 煙などのたちこめるさま。「—と舞いあがる埃の中で」〈中勘助・銀の匙〉
もり‐あがり【盛(り)上(が)り】
1 盛りあがること。盛りあがった部分。 2 気持ちや勢いが高まること。「反対運動が—をみせる」「—に欠ける」
びゃっこ‐たい【白虎隊】
慶応4年(1868)3月戊辰(ぼしん)戦争の際、会津藩が16、7歳の藩士子弟によって組織した少年決死隊。官軍との戦いに敗れて飯盛山まで後退したとき、若松城の方角に黒煙のあがるのを見て落城と思い誤...
ひ‐だるま【火達磨】
1 全身に火がついて燃えあがること。また、その状態の人。「—の演技に挑むスタントマン」 2 不祥事などで、各方面から激しい批判を浴びること。また、信念のため、反対派からの批判を敢えて受けること。...
つる‐まさき【蔓柾】
ニシキギ科の蔓性の常緑低木。山地にみられ、気根を出して他の木をはいあがる。葉は楕円形でマサキに似る。7月ごろ、黄緑色の小花が密生して咲く。
とび‐お・きる【飛(び)起きる】
[動カ上一][文]とびお・く[カ上二]飛びあがるように勢いよく起きる。「大声に驚いて—・きる」
と・ぶ【飛ぶ/跳ぶ】
[動バ五(四)] 1 空中を移動する。飛行する。「鳥が—・ぶ」 2 吹かれて空中に舞う。「木の葉が—・ぶ」 3 飛行機に乗って目的地へ行く。「外相がワシントンヘ—・ぶ」 4 何かをめがけて勢いよ...
飛(と)び立(た)つばかり
1 うれしくておどりあがるほどであるさま。「—に喜ぶ」 2 遠方のことを、飛んで行きたいほど懐かしく思うさま。「—思ひ寝の」〈仮・恨の介・下〉
とり‐つ・める【取(り)詰める】
[動マ下一][文]とりつ・む[マ下二] 1 ひどく思い悩む。思い詰める。「胸も張り裂けるばかりに—・めて」〈紅葉・多情多恨〉 2 逆上する。のぼせあがる。「若い主(あるじ)が—・めたようになって...
とう‐き【騰貴】
[名](スル)物価や相場があがること。「円が—する」