まい‐た・つ【舞(い)立つ】
[動タ五(四)]舞うようにして高く上がる。まいあがる。「白鳥が—・つ」「砂ぼこりが—・つ」
まき‐あが・る【巻(き)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 巻いて上にあがる。「蔓(つる)が—・る」 2 舞うように上にあがる。「ほこりが—・る」 3 巻き終わる。「毛糸の玉が—・る」
み‐の・る【実る/稔る】
[動ラ五(四)]《「実(み)乗(の)る」の意》 1 草木や穀物などが実を結ぶ。また、実が熟する。「ミカンが—・る」 2 努力が報いられて、成果があがる。「長年の苦労が—・る」
むら‐だ・つ【群立つ/叢立つ】
[動タ五(四)] 1 一群になって立っている。群生する。むれだつ。「雑木交りに木深く—・って」〈風葉・青春〉 2 群がって上へあがる。一群をなして飛び立つ。むれだつ。「—・ち急ぐ嵐雲(あらしぐも...
むら‐むら【群群/叢叢】
[副] 1 そこここまだらに群がっているさま。「彼方此方に—と立ち駢(なら)ぶ老松奇檜(きかい)は」〈二葉亭・浮雲〉 2 群れをなして移動したり集まったりするさま。「雉子鳩が、神代に島の湧いたよ...
むん‐む
[副](多く「と」を付けて用いる) 1 「むんむん」に同じ。「ギッシリ詰められると—として閉口する」〈魯庵・社会百面相〉 2 煙などのたちこめるさま。「—と舞いあがる埃の中で」〈中勘助・銀の匙〉
もり‐あがり【盛(り)上(が)り】
1 盛りあがること。盛りあがった部分。 2 気持ちや勢いが高まること。「反対運動が—をみせる」「—に欠ける」
もれ‐あが・る【盛れ上(が)る】
[動ラ五(四)]「もりあがる」の音変化。「山が地上から空へ—・って」〈有島・生れ出づる悩み〉
やす・い【安い】
[形][文]やす・し[ク] 1 (「廉い」とも書く)他に比べて、また普通より値段が低い。安価である。「—・い買物」「—・くあがる」「給料が—・い」⇔高い。 2 価値がない。軽々しい。「—・く見ら...
ゆう‐よう【悠揚】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしてこせこせしないさま。落ち着いているさま。「—たる物腰」「—迫らぬ態度で対する」
[名]ゆるやかにあがること。また、はるか遠くまで届くこと。「梵音雲...