かきあげ‐の‐き【掻き上げの木】
灯心をかきあげるのに用いる木。掻き立て棒。「灯籠(とうろ)の火の、—の端にて、や文字を消ちて」〈十訓抄・一〉
かき‐おお・せる【書き果せる】
[動サ下一][文]かきおほ・す[サ下二]書くべきことをすっかり書く。最後まで書きあげる。「一週間では、とても—・せる自信はない」
かく【擱】
[音]カク(呉)(漢) [訓]おく 1 下に置いてとどめる。おく。「擱筆」 2 のりあげる。「擱坐」
か‐くう【架空】
[名・形動] 1 空中に架け渡すこと。「—ケーブル」 2 根拠のないこと。また、事実に基づかず、想像によってつくりあげること。また、そのさま。「—の人物」「そんな—な事を宛にして心配するとは」〈...
か‐さく【家作】
1 家をつくること。また、その家。 2 人に貸して収益をあげるためにつくった持ち家。貸し家。「—持ち」
かせ・ぐ【稼ぐ】
[動ガ五(四)] 1 生計を立てるために、一生懸命に働く。「骨身を惜しまず—・ぐ」 2 働いてお金を得る。「学費を—・ぐ」 3 試合などで、得点をあげる。「打点を—・ぐ」「下位力士を相手に星を—...
片目(かため)が明(あ)・く
1 相撲で、2日目以後に初めて勝ち星をあげる。また一般に、スポーツなどで、負けつづけてやっと1勝をあげる。 2 文字を少し読める。「ただ読めかし、と言ふ。いかでか、片目もあきつかうまつらでは、と...
肩(かた)を竦(すく)・める
1 両肩を上げて身を縮こまらせる。恥ずかしい思いをしたときなどのようす。「いたずらを注意されて—・める」 2 どうしようもないという気持ちを表すために、両方の手のひらを上に向け、両肩をあげる。主...
かち‐どき【勝ち鬨】
戦いに勝ったときあげる鬨(とき)の声。凱歌(がいか)。「—をあげる」
かち‐なのり【勝(ち)名乗り】
1 相撲で、行司が勝った力士のしこ名を呼んで、その方へ軍配をあげること。「—を受ける」 2 競争や戦いなどで勝ちを宣言すること。「即日開票で早々と—を上げた」