こうそくど‐しゃしん【高速度写真】
高速で運動あるいは変化する対象を、1000分の1秒以下のきわめて短時間の露光によって撮影する写真。光源にストロボなどの瞬間発光を使う。
こうくうせい‐ちゅうじえん【航空性中耳炎】
航空機内で気圧が急激に変化した際に、耳管が閉じたままになり、鼓膜の内側と外側の圧力に差が生じることによって起こる中耳炎。降下時に起こることが多い。軽症の場合は数分から数時間で自然に、あるいは耳抜...
けんりょく‐しげん【権力資源】
他者に対して影響力や強制力を行使するために利用できるもの。地位・権限・資産・能力・情報、あるいは組織・制度など。
けん‐めん【蠲免】
奈良・平安時代、課役の一部あるいは全部を免除すること。官位・職務などによる常例のものと、災害・慶事などの際に行われる臨時のものとがあった。
けつえきがた‐ふてきごう【血液型不適合】
輸血の際の供血者と受血者、あるいは妊娠の際の母体と胎児の血液型が、障害を起こすような相互関係にあること。
げん‐かい【限界】
物事の、これ以上あるいはこれより外には出られないというぎりぎりの範囲、境。限り。「広葉樹分布の北の—」「能力の—を知る」「体力の—に挑戦する」 [用法]限界・限度——「疲労が限界(限度)に達して...
けん‐き【嫌忌】
[名](スル)《「けんぎ」とも》いみきらうこと。ひどくいやがること。「潔癖な音楽家から軽視されあるいは—されるのも」〈寅彦・蓄音機〉
けびいし‐の‐べっとう【検非違使別当】
検非違使庁の長官。中納言あるいは参議である衛門督(えもんのかみ)・兵衛督(ひょうえのかみ)などが兼任。
げんさく‐どうぶつ【原索動物】
動物界の一門。一時期あるいは終生脊索(せきさく)をもち、脊椎(せきつい)はもたない動物。脊椎動物に近縁とされる。尾索類のホヤ、頭索類のナメクジウオなどに分けられ、すべて海産。
げんごろう‐ぶな【源五郎鮒】
フナの一亜種。全長約40センチ。体高が高く、側扁し、体色は銀白色。琵琶湖水系の特産種であったが、移植されて各地に広がった。カワチブナあるいはヘラブナはこの飼養品種。おうみぶな。《季 夏》