セクト【sect】
宗教的あるいは思想的に信条や主義を同じくする者の集団。分派。宗派。党派。また特に、新左翼の党派。「—間の闘争」「ノン—」
せき‐はん【赤飯】
もち米に煮た小豆あるいは豇豆(ささげ)をまぜ、その煮汁とともに蒸した飯。祝い事の際に用いる。おこわ。赤の御飯。
背筋(せすじ)が寒(さむ)くな・る
恐怖などのためにぞっとする。身の毛がよだつような思いをする。「—・る話」 [補説]近年、同じ意味あるいはより強調した意味で「背筋が(も)凍る」という表現が使われている。
せつな【刹那】
《(梵)kṣaṇaの音写》 1 仏語。時間の最小単位。1回指を弾く間に60あるいは65の刹那があるとされる。 2 きわめて短い時間。瞬間。「—の快楽に酔う」「衝突した—に気を失う」「—的な生き方」
せっちん‐まいり【雪隠詣り】
生後3日目あるいは7日目などに、生児を抱いて厠(かわや)の神に参る行事。関東・甲信越地方に広く分布する。せんちまいり。
セット【set】
[名](スル) 1 組み合わせて一揃いにすること。また、そのようなもの。「食器を—で買う」「百科事典一—」 2 物を配置すること。「テーブルを—する」 3 道具・機械などを組み立てて使えるように...
せっちゅう‐しゅぎ【折衷主義】
《eclecticism》相異なる哲学・思想体系のうちから真理あるいは長所と思われるものを抽出し、折衷・調和させて新しい体系を作り出そうとする立場。
せつぞく‐し【接続詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、先行する語や文節・文を受けて後続する語や文節・文に言いつづけ、それらのものの関係を示すはたらきをもつ語。順接(だから、したがって)・逆接(しかし、けれども)・累加(...
そう‐ずい【奏瑞】
瑞祥(ずいしょう)の事を奏上すること。また、その役目の人。律令制では、瑞祥が出現するとその国から太政官に報告し、ただちに天皇へ、あるいは翌年の元日にまとめて奏上した。
そがものがたり【曽我物語】
軍記物語。12巻または10巻。作者未詳。鎌倉末期あるいは室町前期の成立か。曽我兄弟の生い立ちから、富士の狩り場で父のかたきの工藤祐経(くどうすけつね)を討つまでを描いたもの。後世の曽我物などの題...