あわじ‐しま【淡路島】
瀬戸内海最大の島。兵庫県に属する。もと淡路の一国をなし、近世は徳島藩領。気候温暖で、ビワ・ミカン・草花などを栽培。面積593平方キロメートル。[歌枕]
あわじ‐にんぎょうじょうるり【淡路人形浄瑠璃】
淡路島に残る人形芝居。近世初頭に始まり、享保(1716〜1736)ごろが最盛。義太夫節による三人遣い。人形の首(かしら)は文楽より大きい。
あわじ‐の‐くに【淡路国】
⇒淡路
あわじ‐ファームパーク【淡路ファームパーク】
兵庫県南あわじ市にある農業公園。昭和60年(1985)開園。野菜の収穫体験ができるほか、コアラやワラビーのいる動物園も併設する。
あわじ‐むすび【淡路結び】
「鮑結(あわびむす)び」に同じ。
あわじ‐やき【淡路焼】
淡路島に産する陶器。黄釉(おうゆう)による鮮やかな色を特色とする。天保5年(1834)に賀集珉平(かしゅうみんぺい)が創始。珉平焼。
あわ‐じんじゃ【安房神社】
千葉県館山市大神宮にある神社。祭神は天太玉命(あまのふとだまのみこと)と、后神の天比理刀咩命(あまのひりとめのみこと)。安房国一の宮。
あわ・す【会(わ)す/遭(わ)す】
[動サ五(四)]《「合わす」と同語源》「会わせる」に同じ。「ひどい目に—・す」 [動サ下二]「あ(会)わせる」の文語形。
あわ・す【合(わ)す】
[動サ五(四)]「合わせる」に同じ。「墓前に手を—・す」 [動サ下二]「あ(合)わせる」の文語形。
あわ・す【淡す/醂す】
[動サ五(四)]柿の渋を抜く。さわす。「焼酎(しょうちゅう)で—・す」