うつろ・う【移ろう】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「うつ(移)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「うつらふ」の音変化》 1 位置や住居を変える。移動する。「木の間を—・う月の光」 2 心変わりする。変心する。「...
うたて【転】
[副] 1 自分の心情とは関係なく、事態がどんどん進んでいくさま。ますます。「いつはなも恋ひずありとはあらねども—このころ恋し繁しも」〈万・二八七七〉 2 事の成り行きが、心に適わないとして嘆...
うち‐の‐え【内の重】
いくえにも垣のある宮殿の内側。御門の内。「海若(わたつみ)の神の宮の—の妙(たへ)なる殿に」〈万・一七四〇〉
うち‐かぎ【打ち鉤】
1 魚をひっかけて運んだり、ぶらさげたりするための鉄の鉤。 2 鉄の鉤に長い柄をつけた武器。船戦(ふないくさ)のとき、敵船をひっかけるのに用いた。
うちゅう‐きほんけいかく【宇宙基本計画】
宇宙開発利用に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、政府の宇宙開発戦略本部が宇宙基本法に基づいて作成した計画。平成21年(2009)6月発表。 [補説]平成21年度(2009)から平成25...
うち‐べり【内耗】
穀物を搗(つ)いたときに、元の量よりいくぶんか減ること。また、その減った分量。⇔外耗(そとべり)。
うちゅうたいようこう‐はつでん【宇宙太陽光発電】
宇宙空間で大規模な太陽光発電を行い、電力を地上に伝送する発電方法の総称。宇宙空間では日没や天候や緯度、また大気の吸収などの影響がないため、理論上、地上に比べて高効率な発電が可能となる。地上への電...
うつり‐かわ・る【移り変(わ)る】
[動ラ五(四)]時とともに変わっていく。「流行が—・る」
うつ・す【移す/遷す】
[動サ五(四)] 1 位置や地位を変える。他の所へ持っていく。また、中身を別のものに入れ替える。「住まいを—・す」「首都を—・す」「庶務課に—・す」「小皿に—・す」 2 目の向きや関心の対象を変...
うつくしいむら【美しい村】
堀辰雄の小説。昭和8年(1933)から昭和9年(1934)にかけて新聞や雑誌に発表した作品をとりまとめ、昭和9年(1934)に刊行。軽井沢の自然を背景に、精神の危機から脱出していく小説家「私」の...