いや‐いとこ【弥従兄弟/弥従姉妹】
父母のいとこの子。またいとこ。ふたいとこ。〈色葉字類抄〉
いや‐いや【嫌嫌】
[副]しかたなく物事を行うさま。嫌だとは思いながら。しぶしぶ。「—承知する」「—仕事をする」「—ながら別れる」 [名]幼児などが、嫌がって首を横に振ること。「—をする」
いや‐いや
[感]強く驚いたり感嘆したりしたときに用いる語。「—、実におみごとです」
いや‐いや【否否】
[感]強く否定するときに用いる語。いえいえ。「—、それには及びません」
否否(いやいや)三杯(さんばい)
口では辞退して、勧められるままに何杯も飲むこと。遠慮は口先ばかりなこと。「いやいや三杯十三杯」「いやいや三杯、遁(に)げ遁げ五杯」などともいう。
いやいやえん
中川李枝子による短編の童話。昭和34年(1959)、いぬいとみこ主宰の同人誌「いたどり」に掲載。反抗期の保育園児しげるを主人公に、子供たちの姿を活き活きと描く。本作に加筆し、他の作品を加えた同名...
いやいや‐き【嫌嫌期】
《幼児が嫌がる様子から》俗に、第一次反抗期のこと。多く、自我意識が芽生え始める2〜3歳ごろからみられる。→反抗期
いやいや・し【礼礼し/恭し】
[形シク]礼儀正しい。うやうやしい。「あなかしこ、と—・しく書きなし給へり」〈源・真木柱〉