うま‐まわり【馬廻り】
1 主君または一軍の大将の乗っている馬の周囲。「義貞は兼ねてより—に勝れたる兵を七千余騎囲ませて」〈太平記・一四〉 2 主君・大将の乗った馬の周囲にあって警護をする騎馬武者。また、その一団。近世...
うままわり‐ぐみ【馬廻組】
「馬廻り2」に同じ。
うま‐み【旨み/旨味】
《「み」は接尾語》 1 ㋐食物のうまい味。また、うまい度合い。おいしさ。「材料の—を生かして調理する」 ㋑かつお節・昆布・シイタケなどでとった、だしの味。→旨み調味料 2 技芸などの巧みさ。「汚...
うまみ‐ちょうみりょう【旨み調味料/旨味調味料】
昆布・かつお節・シイタケなどのうまみの成分を、デンプンを原料とした発酵法や、酵母を用いた方法で作った調味料。昆布味のグルタミン酸ナトリウム、かつお節味のイノシン酸ナトリウム、シイタケ味のグアニル...
うま‐めじ【馬目地】
煉瓦(れんが)積みやタイルなどで、縦の継ぎ目が互い違いになるようにしたもの。
うま‐もち【馬持(ち)】
1 馬の持ち主。馬主。 2 馬の賃貸しをする人。 3 武士で馬を持つことを許されていた人。のちに、武士の家格を表すようになった。 4 馬の取り扱い方。馬の世話。「—が好いゆゑに、其の月毛も一両年...
うま‐や【駅/駅家】
律令制で、諸道の30里(約16キロ)ごとに置かれた施設。駅馬を置き、駅使に食料・人馬を供する駅長・駅子(えきし)がいた。財源として駅田が給与された。えき。→駅(えき) →駅制
うま‐や【馬屋/厩】
馬を飼っておく小屋。馬小屋。むまや。
うまやかじ【厩火事】
落語。厩の火事で馬よりも家来の身を案じた孔子の故事にならい、髪結いの女房が、亭主の愛情を試そうと、大切な瀬戸物を割る。亭主は女房の身を案じるが、それはけがをされては、自分が食い上げになるからであった。
うまや‐ごえ【厩肥】
「きゅうひ(厩肥)」に同じ。