えん‐さ【怨嗟】
[名](スル)うらみ嘆くこと。「—の声」
えん‐しゅう【怨讐】
うらんでかたきとすること。うらみのあるかたき。おんしゅう。
えん‐しょく【怨色】
うらみに思っている顔つき。また、そのような気配。
えん・ずる【怨ずる】
[動サ変][文]ゑん・ず[サ変]うらみ言をいう。うらむ。「すげない恋人を—・ずる」
えん‐せい【怨声】
うらみのこもった声。
えん‐ぞう【怨憎】
うらむことと、にくむこと。うらみと、にくしみ。おんぞう。
えん‐どく【怨毒】
ひどくうらみ憎むこと。「—を買う」〈東海散士・佳人之奇遇〉
えん‐ぷ【怨府】
人々のうらみの集まる所。
えん‐ぼう【怨望】
[名](スル)うらみに思うこと。「其交際に害あるものは—より大なるはなし」〈福沢・学問のすゝめ〉
えんま‐そつ【閻魔卒】
閻魔王に使われて、罪人を責めるという鬼。獄卒。阿防羅刹(あぼうらせつ)。