いわ‐おもだか【岩沢瀉】
ウラボシ科の常緑、多年生のシダ。岩や木に生え、約20センチの柄の先にオモダカに似た葉をつける。裏面に褐色の毛がある。
いわ‐そそく【岩注く】
[枕]《「いわそそぐ」とも》高い所から岩の上に水が垂れ注ぐ意から、「岸」「たる」にかかる。「—岸の浦廻(うらみ)に寄する波」〈万・一三八八〉 「—垂氷(たるひ)の上にさす日影」〈千五百番歌合・一〉
いわみ‐がた【石見潟】
島根県江津市から浜田市にかけての海岸。[歌枕]「つらけれど人には言はず—うらみぞ深き心一つに」〈拾遺・恋五〉
インキュナビュラ【incunabula】
ヨーロッパで15世紀後半に刊行された初期の活字本。揺籃期本(ようらんきぼん)。語源はラテン語で、揺りかごの意。インキュナブラ。インクナブラ。
イー‐ユー【EU】
《enriched uranium》⇒濃縮ウラン
う【盂】
[音]ウ(呉)(漢) 1 飲食物を盛る口の広い器。鉢。「盤盂」 2 鉢状のもの。「腎盂(じんう)」 [難読]盂蘭盆(うらぼん)
ウェルコム【Welkom】
南アフリカ共和国中東部、自由州の都市。州都ブルームフォンテーンの北東約160キロメートルに位置する。第二次大戦後に金鉱が発見されて発展。金のほかにウランを産する。
ウオーターボイラーがた‐げんしろ【ウオーターボイラー型原子炉】
《water-boiler reactor》濃縮ウランと減速材兼冷却材として用いる軽水または重水とを一様に混合した燃料を用いる原子炉。日本最初の原子炉はこの型の炉であった。湯沸かし型原子炉。
ウキーア【Uquía】
アルゼンチン北部、フフイ州の町。リオグランデが刻むウマワカ渓谷に位置する。標高約2460メートル。17世紀末にイエズス会が建てたサンフランシスコ‐デ‐パウラ教会がある。ウキア。
うけ‐ばり【浮張/受張】
1 兜(かぶと)の鉢の裏側に革または布を浮かせて張り、頭が直接兜に当たるのを防いだもの。浮裏(うけうら)。 2 襖(ふすま)・屏風(びょうぶ)などを表装するときの下張りの一工程。骨にだけのりをつ...