おお‐かたびら【大帷子】
1 装束の下に着る麻布製の単(ひとえ)の衣。暑中の汗取りとして用いた。 2 糊(のり)を強くした白布で仕立て、武家の正装である直垂(ひたたれ)の下に重ねて着たもの。
おお‐かながい【大金書/大金貝】
楊弓の200本の矢数のうち、180本以上の当たり。看板に当たりの矢数と射手の名を金泥(きんでい)で記し、店頭に掲げて表彰した。 [補説]「大金貝」は当て字。
オオカバマダラ‐せいぶつけんほごく【オオカバマダラ生物圏保護区】
《Reserva de la biosfera de la Mariposa Monarca》メキシコ中西部、ミチョアカン州東部およびメキシコ州西部にある生物保護区。オオカバマダラという渡りをす...
おお‐かぶぬし【大株主】
ある会社の株式を大量に保有している株主。持株比率の高い株主。→主要株主
おお‐かべ【大壁】
木造建築で、柱の両面を板張りまたは壁塗りにして、柱が外部に現れないようにした壁。→真壁(しんかべ)
おおかま‐ざき【大釜崎】
岩手県東部、陸中海岸中部にある岬。船越半島の東南にあり、突端は高さ150メートルの断崖。名の由来は釜の煮えたぎるような海鳴りがすることから。おおかまさき。
おお‐かみ【狼】
1 《「大神」の意》食肉目イヌ科の哺乳類。中形で、吻(ふん)が長く、耳は立ち、先がとがり、尾が太い。ヨーロッパ・アジア・北アメリカに分布。春から夏にかけて家族単位で暮らし、冬には群れをつくって共...
おお‐かみ【大神】
神を敬っていう語。おおみかみ。「水の上は地行くごとく舟の上は床に居るごと—の斎(いは)へる国そ」〈万・四二六四〉
おおかみ‐うお【狼魚】
スズキ目オオカミウオ科の海水魚。全長約1メートル。口が大きく、丈夫な歯で貝類やカニなどを砕いて食べる。北極海、ベーリング海、オホーツク海などの寒海に分布。
おおかみ‐おとこ【狼男】
ヨーロッパ各地に伝わる人狼(じんろう)伝説。昼間は普通の男だが、夜間に狼に変身して人間や家畜などを襲う話。