おし‐だい【押し鯛/圧し鯛】
タイの身を酢に通してから塩をして押した食品。
おし‐だし【押(し)出し】
1 押して外へ出すこと。 2 人目に映るその人の姿や態度。風采。「—がいい」 3 相撲のきまり手の一。双筈(もろはず)にかかるか片手を筈にかけて、相手の体を押し上げるようにして土俵外に出す技。 ...
おしだし‐ぶつ【押出仏】
仏像造法の一。半肉彫りの原型の上に薄い銅板を置き、鎚(つち)で打って原型と同じ像形を浮き出させるもの。また、その像。中国の影響を受け、飛鳥・白鳳・天平時代に盛んに行われた。鎚鍱像(ついちょうぞう)。
おし‐だ・す【押(し)出す】
[動サ五(四)] 1 押して中から外へ出す。「土俵の外へ—・す」 2 いちだんと強く打ち出す。目立つようにする。「高級感を前面に—・した商品」 3 大ぜいの人数で出かける。くりだす。「みんなで花...
おし‐だま・る【押(し)黙る】
[動ラ五(四)]黙ってしまう。むっつりとしたまま口をきかないでいる。「何を聞かれても—・っていた」
おしち‐かぜ【お七風】
享和年間(1801〜1804)ごろ、江戸本郷の八百屋お七の放火事件のあとではやった流行性感冒(インフルエンザ)。
おしち‐きちさ【お七吉三】
江戸本郷の八百屋の娘お七と、その恋人である寺小姓の吉三郎。また、この二人を題材にした浄瑠璃・歌舞伎などの通称。「八百屋お七」「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)」など。→八百屋お七
お‐しちや【御七夜】
1 子供が生まれて7日目。また、その祝い。この日、赤ん坊に名をつけることが多い。 2 浄土真宗の報恩講のこと。8日7夜にわたって行われるところからいう。
お‐しっこ
「小便」をいう幼児語。
おし‐つけ【押(し)付け】
[名] 1 無理強いすること。「規則の—」 2 「押付の板」の略。 [副]まもなく。おっつけ。「—奥座敷に替はりんすと、このやかましいがよくなりんす」〈洒・遊子方言〉