かきのきのあるいえ【柿の木のある家】
壺井栄による小説。昭和19年(1944)に刊行された長編作品「海のたましひ」をもとに改作した中編で、昭和24年(1949)に刊行。
かき‐の・ける【掻き退ける】
[動カ下一][文]かきの・く[カ下二]手先で左右に押しのける。手ではらうようにして物をどける。「人を—・けて歩く」
かき‐のこ・す【書(き)残す】
[動サ五(四)] 1 書いてあとに残す。「遺言を—・す」 2 書くべきことを書かないで残す。「時間不足で後半を—・す」
かき‐の‐ころも【柿の衣】
1 山伏などが着る柿色の衣。「皆—に笈(おひ)を掛け」〈太平記・五〉 2 「柿衣(かきそ)1」に同じ。
かき‐のし【書き熨斗】
贈り物の上包みに、熨斗をつける代わりに「のし」と書いたもの。
かきのしま‐いせき【垣ノ島遺跡】
北海道函館市にある縄文時代早期の遺跡。長さ190メートルに及ぶ大規模な盛り土遺構のほか、漁網用の石錘(せきすい)(石製のおもり)が多く出土している。令和3年(2021)「北海道・北東北の縄文遺跡...
かき‐のぞき【垣覗き】
垣根の間から中をのぞくこと。また、物事の一部だけを見ること。「只うわべのみを—して努々(ゆめゆめ)それを羨む勿れ」〈逍遥・細君〉
かき‐の‐たね【柿の種】
カキの種子に似せた、唐辛子を利かせた醤油味のあられ。
かき‐の‐たみ【部曲/民部】
⇒かきべ
かきのは‐ずし【柿の葉鮨】
軽く握ったすし飯に塩さばの薄切りをのせ、柿の葉で包んで押したもの。奈良県吉野地方などの郷土料理。