はした‐もの【端者】
1 「端女(はしため)」に同じ。「—、女房の局の人など、をかしく仕立てつつ」〈栄花・根合〉 2 「端女郎(はしじょろう)」に同じ。「—を、借してくださりませい」〈浮・諸艶大鑑・六〉
はじ‐かわ・す【恥ぢ交はす】
[動サ四]互いに恥ずかしく思う。互いに恥じる。「男も女も—・してありけれど」〈伊勢・二三〉
は・じる【恥じる/羞じる/慙じる/愧じる】
[動ザ上一][文]は・づ[ダ上二] 1 恥ずかしいと思う。面目なく思う。「世間に—・じる」「軽率な発言を—・じる」 2 (多く打消しの形で用いる)名誉などを傷つける。ひけをとる。「学校の名に—・...
なん‐しちょう【難視聴】
テレビ放送の映像・音声の受信がむずかしく、視聴しづらい、または視聴できないこと。「—地域対策」
腹(はら)を抱(かか)・える
おかしくてたまらず大笑いする。「—・えて笑い転げる」
はね【跳ね】
1 跳ねること。「ウサギがひと—する」 2 水や泥が飛び散ること。また、その水や泥。「—が上がる」 3 その日の興行が終わること。打ち出し。「芝居の—時(どき)」 4 おてんばなこと。また、その...
なん‐じゅう【難渋】
[名・形動](スル) 1 物事の処置や進行がむずかしくてすらすらいかないこと。また、そのさま。「交渉は—している」「風俗史を編成すること頗る—なる業なるのみか」〈逍遥・小説神髄〉 2 困ること。...
なんこう‐ふらく【難攻不落】
1 攻撃するのがむずかしく、たやすく陥落しないこと。「—の陣地」 2 承知させるのが困難なこと。「—の堅物(かたぶつ)」
なずま・し【泥まし】
[形シク]《動詞「なづむ」の形容詞化》 1 物事がはかばかしく進まないさま。ぐずぐずしている。「なま君達は、—・しくすずろはしきものぞ」〈狭衣・一〉 2 ほれぼれするほどである。「いかにしても—...
なず・む【泥む/滞む】
[動マ五(四)] 1 そのことに心がとらわれる。こだわる。執着する。「旧例に—・む」「強ちに外形に—・みて総ての物類を描擬するにあらず」〈逍遥・小説神髄〉 2 物事がはかばかしく進まないでいる。...