こり‐かたま・る【凝り固まる】
[動ラ五(四)] 1 物が凝ってかたくなる。「壺の中で砂糖が—・る」 2 一つの事にだけ熱中して、他の事を顧みなくなる。「道徳観念に—・った人」 3 こわばる。「—・った表情」
こり‐かたまり【凝り固まり】
1 物が凝ってかたくなること。また、そのもの。「血の—」 2 一つの事だけを信じたり、一つの事だけを追い求めたりして、他の事を顧みようとしないこと。また、その人。「欲の—のような人」
ごり‐ごり
[副](スル) 1 かたい物をかじったときの歯ごたえのあるさま。また、そのときの音を表す語。「ネズミが壁を—かじる」 2 力を入れて激しくこするさま。「鍋をたわしで—こする」 3 厚い服地など...
こり‐こり
[副](スル) 1 かたくて歯ごたえのあるさま。また、それをかんだときの音を表す語。「たくあんの—した歯触り」 2 かたく締まって弾力のあるさま。「—した腕の筋肉」 3 凝ったりして、筋肉などが...
こ・る【凝る】
[動ラ五(四)] 1 ある物事に熱中して打ち込む。ふける。「盆栽に—・っている」「ゴルフに—・る」 2 細かいところにまで心を用いる。工夫・趣向を凝らす。「家のつくりに—・る」「—・った衣装をま...
しゃちほこ‐ば・る【鯱張る】
[動ラ五(四)] 1 鯱のようにいかめしく構えた態度をとる。しゃちこばる。しゃっちょこばる。「—・って訓辞を垂れる」 2 緊張してかたくなる。しゃちこばる。しゃっちょこばる。「—・ってお辞儀をする」
しゃき‐ば・る
[動ラ四] 1 かたくなる。硬直する。こわばる。「かう—・った枝骨は、おろさざ桶へ這入るまい」〈浄・彦山権現〉 2 ひきつけを起こす。「虫が知らして—・ったものであろ」〈浄・千本桜〉
しみ‐つ・く【凍み付く】
[動カ五(四)]こおりついてかたくなる。「日陰の雪が—・く」
こわ・る【強る】
[動ラ四]こわばってかたくなる。「御乳はいと美しげにおはしますが、いたう—・るまで膨(は)らせ給へれば」〈栄花・楚王の夢〉
いし‐あたま【石頭】
1 石のように硬い頭。 2 融通がきかず、考え方がかたくなであること。また、その人。「話のわからない—だ」