くわえ‐めん【銜え面】
1 面の内側にある突起を口にくわえてかぶる面。 2 歌舞伎で、顔をそぎ落とされる場面に用いる張り子の仮面。たもとや懐中にしのばせておいて、切られる瞬間、口にくわえる。殺面(そぎめん)。
か‐めん【仮面】
1 人間・動物などの顔をかたどって素顔にかぶるもの。マスク。 2 本心や素性を隠すもの。「とりすました人の—をはぐ」
かん‐げき【感激】
[名](スル)強く心に感じて、気持ちがたかぶること。「優勝の—にひたる」「観客に—を与える」「無私の行為に—する」「—家」
ガレット‐デ‐ロワ【(フランス)galette des Rois】
1月6日の公現節に食べる焼き菓子。多く、パイ生地にクリームを詰めたもので、中にフェーブ(陶製の人形)が入れてある。切り分けたパイの中にフェーブが入っていた人は、その日の主役として紙の王冠をかぶる...
かん‐すい【冠水】
[名](スル)洪水などで田畑や作物が水をかぶること。「大水で田が—した」
かんむり‐した【冠下】
公卿が、冠をかぶるときに結った髻(もとどり)。髪を頭頂で束ねて紐や元結(もとゆい)で巻き上げ、棒のように立たせたもの。かむりした。
かん‐ぼう【冠帽】
頭にかぶるもの。「これを以て婦人の—衣裳を買いて」〈中村訳・西国立志編〉
くろ‐たれ【黒垂】
能の仮髪の一。烏帽子・天冠などをかぶるとき、左右の鬢(びん)から肩の少し下まで垂らす黒色の毛髪。
けん‐べん【軒冕】
1 古代中国で、大夫(たいふ)以上の人の乗る車と、かぶる冠。 2 高位高官。また、その人。
かみ‐えぼし【紙烏帽子】
1 紙で作った烏帽子。陰陽師(おんようじ)・法師などが神詣(かみもう)でにかぶる。幼童などが遊戯にも用いた。額烏帽子(ひたいえぼし)。紙冠(かみかぶり)。 2 近世の、紙製で漆塗りの烏帽子。 3...