はい【灰】
物が燃え尽きたあとに残る粉末状のもの。「かまどの—」「死の—」
はい‐ねこ【灰猫】
1 灰色の毛の猫。 2 火を落としたかまどに入り、灰まみれになった猫。《季 冬》
は‐がま【羽釜/歯釜】
かまどにかけるために、まわりにつばをつけた飯炊き釜。
はつ‐かまど【初竈】
新年に初めてかまどに火をたくこと。《季 新年》
はな‐まつり【花祭(り)】
1 4月8日の釈迦(しゃか)の誕生日に修する灌仏会(かんぶつえ)の通称。《季 春》 2 愛知県北設楽(きたしたら)郡を中心に、年末から正月にかけて行われる祭事。祭場の中央にかまどを築いて湯釜を据...
ひいれ‐しき【火入れ式】
1 新しく梵鐘(ぼんしょう)を鋳造する儀式。 2 新しく神棚を設置する際の儀式。 3 家屋建造の際、かまどに初めて火を入れる儀式。
ひ‐かき【火掻き】
1 かまど・炉などの火をかき出したり、かき立てたりすること。また、その道具。「—棒」 2 十能(じゅうのう)。
ひ‐ぐち【火口】
1 火事の、火の燃えはじめ。また、その場所。火元。 2 火をつけるための口。点火口。「かまどの—」 3 ガスバーナーなどの、燃料をもやして炎を出す穴。ほぐち。 4 火縄銃の火門(かもん)。
ひとつ‐かまど【一つ竈】
1 同じ一つのかまど。 2 「一つ釜(かま)2」に同じ。「勘次は怖ろしい卯平と—であるよりも」〈長塚・土〉
ひ‐の‐かみ【火の神】
火をつかさどる神。神話・神道では迦具土神(かぐつちのかみ)、民間では荒神(こうじん)・竈神(かまどがみ)・土公神(どくじん)などとよぶ。