こ‐こう【枯槁】
[名](スル)《「槁」も、かれる意》 1 草木が枯れること。「草木の—せしが如く」〈鉄腸・雪中梅〉 2 やせ衰えること。やつれること。「枯槁憔悴(しょうすい)する」
心(こころ)入(い)・る
(「入る」が四段活用の場合)深く心にとまる。心が引かれる。「つねならぬ山の桜に—・りて池の蓮を言ひな放ちそ」〈後拾遺・雑五〉 (「入る」が下二段活用の場合)熱中する。打ち込む。心を入れる。「...
こくれん‐そうかい【国連総会】
国際連合の主要機関の一つで、安全保障理事会と並ぶ最高機関。全加盟国によって構成され、国連憲章の範囲内にあるすべての問題や事項について討議し勧告することができるが、安全保障理事会と異なり、決定事項...
心(こころ)急(せ)・く
気がせいて、いらいらする。心がいらだつ。「一刻も早くと—・かれる」
こくりつ‐きゅうでん【国立宮殿】
《Palacio Nacional》メキシコの首都メキシコシティーにある宮殿。市街中心部、ソカロ広場に隣接する。アステカ王国の王モクテスマ2世の居城を破壊し、征服者コルテスが植民拠点として16世...
心(こころ)が動(うご)・く
1 心が引きつけられる。関心をもつ。その気になる。「旅行に誘われて、少し—・いた」 2 気持ちが動揺する。心が乱れる。「草の葉にかかれる露の身なればや心動くに涙落つらむ」〈大和・一二三〉
心(こころ)留(と)ま・る
1 ある物に強く心が引かれる。気に入る。「山水に—・り侍りぬれど」〈源・若紫〉 2 あきらめきれなくなる。未練が残る。「—・ることなくて、極楽にも心清く参り侍るべき」〈栄花・鶴の林〉
こくじょう‐じごく【黒縄地獄】
八大地獄の第二。殺生と偸盗(ちゅうとう)を犯した者が落ちる所。熱鉄の縄で縛られ、熱鉄の斧(おの)で切り裂かれるという。
ごしき‐の‐いと【五色の糸】
青・黄・赤・白・黒の5種の色をした糸。念仏者が臨終のときに阿弥陀仏の像の手から自分の手に掛け渡した糸。この糸によって極楽浄土に導かれるとされた。
ごじ‐はっきょう【五時八教】
天台宗で、釈迦(しゃか)1代の説法に対する教相判釈(きょうそうはんじゃく)。説法年時により5期に分けた五時と、教え導く方法の上から立てた化儀(けぎ)の四教、導かれる側の能力に応じた教えの内容の上...