かん‐ぞう【萱草】
ススキノキ科ワスレグサ属の多年草の総称。ノカンゾウ・ヤブカンゾウ・ニッコウキスゲ・ユウスゲなど。葉は刀身状。夏、黄や橙(だいだい)色のユリに似た大きい花を数個開き、1日でしぼむ。多くの園芸品種や...
リコリス【licorice】
カンゾウの一種、スペインカンゾウのこと。根をキャンディーやグミなど菓子類の風味づけに用いる。
わすれ‐ぐさ【忘れ草】
カンゾウ、特にヤブカンゾウの別名。
アルファ‐フェトプロテイン【alpha fetoprotein/α-fetoprotein】
胎児の血清に含まれる糖たんぱく質。成人では微量に存在し、肝臓癌(かんぞうがん)などで増加がみられるので、血液検査による癌診断の一助として用いられる。α胎児たんぱく。AFP。
わちゅう‐さん【和中散】
江戸時代の家庭用漢方薬。枇杷葉(びわよう)・桂枝(けいし)・辰砂(しんしゃ)・木香・甘草(かんぞう)などを調合した粉薬。暑気あたり・めまい・風邪などに服用。
かん‐じゃく【貫籍】
律令制で、本籍地の戸籍。かんせき。→貫属(かんぞく)1
かんぞう‐たけ【肝臓茸】
カンゾウタケ科のキノコ。雨季にシイなど広葉樹の幹に発生する。直径約10〜20センチ、表面は暗赤色をし、形や色が肝臓に似る。食用。
かっこん‐とう【葛根湯】
漢方の薬方の一。葛根に麻黄(まおう)・生姜(しょうきょう)・大棗(たいそう)・桂枝(けいし)・甘草(かんぞう)などを調合した煎(せん)じ薬。感冒や肩こり・中耳炎・湿疹(しっしん)・リウマチなどに...
かんきのう‐しょうがい【肝機能障害】
肝臓が何らかの障害によって正常に機能しなくなること。血液中のGOT、GPT、γ-GTP、LDH、コリンエステラーゼなどの値で障害の程度を判断する。軽度の肝機能障害の場合、自覚症状がないことが多い...
かぞう‐なます【和雑膾】
キス・サヨリ・カレイ・イカなどの切り身をまぜて、酒で割った酢や蓼酢(たです)で味つけしたなます。かんじょうなます。かんぞうなます。