とこ‐ぶし【常節】
ミミガイ科の巻き貝。アワビに似るが小型で、殻長約7センチ。殻の呼吸孔は6〜8個と多い。北海道南部から南の浅海の岩礁にすむ。食用。ながれこ。あなご。《季 春》
としひさ‐に【年久に】
[副]ながい年月。年久しく。「—纈(ゆはた)の帯をとりしでて神にぞまつる妹(いも)に逢はんと」〈夫木・三三〉
とくべつ‐えんこしゃ【特別縁故者】
被相続人と生計を同じくしていたり、被相続人の療養看護に努めたなど、被相続人と特別の縁故があった人。相続人がいない場合、相続財産の分与を受けることができる。
と‐じょう【外城】
1 「がいじょう(外城)」に同じ。 2 江戸時代、薩摩藩の行政区画。身分的には武士である外城衆中が日常は農業を営み、地方(じかた)役人として農民を支配した。
とくべつさいばい‐のうさんぶつ【特別栽培農産物】
化学合成農薬・化学肥料ともにその地域の慣行レベルの5割以下の使用で栽培した農産物。また、そういう農産物であるという表示。農林水産省のガイドラインによる。特栽。
とくてい‐ふようこうじょ【特定扶養控除】
納税者に特定扶養親族(19歳以上23歳未満)がいる場合に適用される所得控除。控除額は所得税で63万円、個人住民税で45万円。 [補説]一般の扶養親族に対する控除額は所得税で38万円、個人住民税で...
ドーム【dome】
1 半球形の天井や屋根。円天井。円屋根。円蓋(えんがい)。 2 いただきが半球状の峰。「穂高岳滝谷—」 3 「ドーム球場」の略。
とかち‐へいや【十勝平野】
北海道南東部、十勝川流域に広がる平野。畑作地帯で、豆類やジャガイモの産出が多く、酪農も盛ん。
ときわ【常磐/常盤】
[名・形動ナリ]《「とこいわ」の音変化》 1 常に変わらない岩。「皆人の命も我もみ吉野の滝の—の常ならぬかも」〈万・九二二〉 2 永久に変わらないこと。また、そのさま。「大君は—にまさむ橘の殿の...
とぎ‐すま・す【研(ぎ)澄ます】
[動サ五(四)] 1 刃物をよくといで切れるようにする。また、鏡をよくみがいて曇りのないようにする。「—・した日本刀」 2 心の働きを鋭くする。「—・された感覚」