き‐がけ【生掛(け)】
こよりに灯心をまいて芯(しん)とし、上に油で練った蝋を数回塗って乾かした蝋燭(ろうそく)。
き‐がけ【来掛け】
1 来る途中。きしな。「—に買い物をしてきた」⇔行(ゆ)き掛け。 2 来る早々。着くとすぐ。「これは—からの御挨拶」〈伎・四谷怪談〉
き‐がさ【気嵩】
[名・形動]負けん気が強いこと。勝ち気なこと。また、そういう性質や、そのさま。「負嫌いの—な強い人は」〈魯庵・社会百面相〉
気(き)が差(さ)・す
うしろめたい気持ちがする。気がとがめる。「黙って欠席したので—・す」
き‐がさなり【季重なり】
連句・俳句で、一句のうちに季語が二つ以上入ること。一方が主であることが明らかなときなどを除いて、通常これを嫌う。
気(き)が沈(しず)・む
元気がなくなる。気が滅入る。「成績のことを考えると—・む」
きが‐しょうほう【飢餓商法】
⇒品薄商法
き‐がしら【木頭/柝頭】
歌舞伎で、幕切れに打つ拍子木の最初の音。きのかしら。
気(き)が知(し)れ◦ない
相手が何を考えているのかわからない。「あんな遊びに夢中になるとは—◦ない」
機(き)が熟(じゅく)・する
ある物事をするのに、ちょうどよい時機になる。「改革の—・する」