きき‐みょうみょう【奇奇妙妙】
[名・形動]《「奇妙」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて奇妙なこと。また、そのさま。「ここに—の事実ありさ」〈逍遥・当世書生気質〉
きき‐め【効(き)目/利(き)目】
1 ある働きかけや作用によって現れるよい結果。効能。効果。「—が速い」「—がない」 2 (利き目)両目のうち、よく働くほうの目。ふつう、望遠鏡や顕微鏡などをのぞくときに使うほうの目をいう。
きき‐め・ず【聞き愛づ】
[動ダ下二]伝え聞いて恋い慕う。「このかぐや姫を得てしがな、見てしがなと、音に—・でて惑ふ」〈竹取〉
きき‐もの【利き者】
「利け者」に同じ。「今では新松坂の此春(このはる)、其君(そのきみ)、…なぞが—さ」〈洒・古契三娼〉
きき‐もの【聞(き)物】
聞く価値があるもの。
きき‐もら・す【聞(き)漏らす】
[動サ五(四)] 1 聞いておくべきところを、うっかりして聞かないでしまう。聞き落とす。「大事なところを—・してしまう」 2 秘密などを聞いて他人に漏らす。「人の—・さむこともことわりと」〈源・夕霧〉
き‐きゃく【棋客】
⇒きかく(棋客)
き‐きゃく【棄却】
[名](スル) 1 捨て去ること。捨てて取り上げないこと。「問題を—する」 2 裁判所が、受理した訴訟について審理の結果、その理由がないとして請求などをしりぞけること。刑事訴訟では、手続きの無効...
ききゃく‐るい【鰭脚類】
食肉目に属する、四肢がひれ状をした哺乳類の総称。繁殖期以外は水中で生活することが多く、海洋と一部の大きな湖に分布。アシカ・セイウチ・アザラシ各科が含まれる。ひれあしるい。
きき‐やく【聞(き)役】
1 人が話すのを聞く立場。また、その人。聞き手。「—に回る」 2 江戸時代、中国地方や九州の諸藩が長崎に置いていた職。長崎奉行や本藩との連絡に当たった。 3 ⇒聞番(ききばん) 4 江戸幕府の目...