き‐げん【奇言】
奇抜な言葉。とっぴな言い方。奇語。「大人の人見知りより生ずる禍なりと言うも—にあらざる可し」〈福沢・福翁百話〉
き‐げん【紀元】
1 歴史上の年数を数えるときの基準。また基準となる最初の年。現在、世界的に行われているのはキリスト降誕の年を元年とする西暦(西紀)であるが、イスラム教徒は、ムハンマド(マホメット)がメッカからメ...
き‐げん【起源/起原】
物事の起こり。始まり。みなもと。「人類の—」
き‐げん【期限】
1 前もって決められた一定の時期・期間。「定期券の—が切れる」「提出—」 2 法律行為の効力の発生・消滅または債務の履行を、将来到達することの確実な事実の発生にかかわらせる付款(ふかん)。確定期...
き‐げん【機嫌/譏嫌】
[名] 1 表情や態度にあらわれる気分のよしあし。快・不快などの感情。気分。「—がよい」「—を損ねる」 2 人の意向や思わく。また、安否やようす。「—をうかがう」 3 そしりきらうこと。嫌悪す...
きげん‐うかがい【機嫌伺(い)】
(多く「御機嫌伺い」の形で)人の日常のようすや安否などをたずねること。「ご—に参上する」
きげん‐かい【機嫌買い】
[名・形動] 1 他人に対する好悪の感情が変わりやすいこと。また、そういう人や、そのさま。「—な彼がどの位綿密な程度で細君に説明してやったか」〈漱石・道草〉 2 人の機嫌を取ること。また、その人...
きげん‐がお【機嫌顔】
機嫌のよい顔つき。
機嫌(きげん)気褄(きづま)を取(と)・る
《「機嫌を取る」と「褄(つま)を取る」とを掛けて、口調をよくした言葉》機嫌を取る。
きげん‐じょうご【機嫌上戸】
酒に酔うと機嫌よく、陽気になる人。