しょく‐ちょう【蜀鳥】
ホトトギスの別名。
しゅく‐えき【宿駅】
街道の要所で、旅人の宿泊や、荷物運搬の人馬を中継ぎする設備のあった所。鎌倉時代以降発達した。宿場。しゅく。
きゃたつ‐づり【脚立釣(り)】
浅い海中に脚立を据え、その上でする釣り。舟影に敏感なアオギスの釣りなどで行う。
きき‐ふ・る【聞き旧る/聞き古る】
[動ラ上二]何度も聞き慣れて珍しくなくなる。「都には—・りぬらんほととぎす関のこなたの身こそつらけれ」〈続後撰・夏〉
ソロレート‐こん【ソロレート婚】
《sororate marriage》妻が死んだときに、夫が、妻の姉妹の一人と再婚する婚姻形態。アフリカのツワナ族、中央アジアのキルギス族などにその例が見られる。⇔レビレート婚。
うい‐だち【初立ち】
1 幼児や鳥のひなが、初めて歩いたり飛んだりすること。「夏ばかり—すなるほととぎす巣には帰らぬ年はあらじな」〈宇津保・祭の使〉 2 久しぶりに外出すること。「内裏などにもあまり久しう参り侍らねば...
いわせ‐の‐もり【岩瀬の森】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町竜田(たつた)付近にあった森。紅葉・ホトトギスの名所とされた。[歌枕]「神奈備の—の呼子鳥いたくな鳴きそ我(あ)が恋増さる」〈万・一四一九〉
ウイグル【Uighur】
トルコ系の遊牧民族の一。744年、突厥(とっけつ)を破ってモンゴル高原にウイグル王国を建てたが、1世紀後、内紛とキルギス人の侵入によって滅亡し、四散。うち西域に移ったものは西ウイグル王国を建てた...
イル‐ハンこく【イルハン国】
モンゴル帝国の四ハン国の一。1258年、チンギス=ハンの孫フラグがアッバース朝を倒し、イランの地を中心に建国。都はタブリーズ。7代のカザン=ハン(在位1295〜1304)の時代にイスラム教を国教...
い‐や【弥】
[副]《程度がはなはだしいさまを表す副詞「や」に接頭語「い」の付いたもの》 1 いよいよ。ますます。「明治の御代も—栄えて」〈独歩・あの時分〉 「去年(こぞ)見てし秋の月夜(つくよ)は渡れども相...