くちのえらぶ‐じま【口永良部島】
鹿児島県、大隅(おおすみ)諸島の一島。屋久島の北西にある火山島で、標高600メートルの新岳は活火山。面積38平方キロメートル。屋久島国立公園に属する。
くち‐のこ・る【朽(ち)残る】
[動ラ五(四)] 1 朽ちかかったまま残る。朽ちたまま残る。「—・った老杉(ろうさん)の幹」 2 朽ちないで残る。「—・る野田の入江のひとつ橋心細くも身ぞ古(ふ)りにける」〈夫木・二一〉
口(くち)の下(した)から
言い終わるか終わらないうちに。「もう言わないという—また愚痴を言う」
くち‐の‐しま【口之島】
鹿児島県南部、トカラ列島の北端に位置する周囲約20キロの火山島。最高峰の前岳は標高628メートル。在来種の口之島牛が生息する。
くちのしま‐うし【口之島牛】
トカラ列島の口之島に生息する、野生化した日本在来の牛。トカラ牛。
くち‐の‐とら【口の虎】
言葉から生じるわざわいの恐ろしいことのたとえ。
口(くち)の虎(とら)は身(み)を破(やぶ)・る
言葉を慎まないために、ついに身を滅ぼしてしまうたとえ。
くち‐の‐は【口の端】
1 言葉のはしばし。口先。くちは。「無理に言わせられた表面の—に過ぎないのだ」〈左千夫・春の潮〉 2 うわさ。評判。くちは。
口(くち)の端(は)に掛(か)か・る
人々の話の種にされる。うわさされる。「徐々(そろそろ)人の—・るようになりましたものですから」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉
口(くち)の端(は)に掛(か)・ける
評判にする。