くち‐ぎれい【口綺麗】
[形動][文][ナリ] 1 口先だけはりっぱなことを言うさま。きれいごとを言うさま。「—な事はいいますとも」〈一葉・にごりえ〉 2 食べ物にいやしくないさま。
くち‐ぎわ【口際】
口のあたり。口もと。
くち‐ぎん【口銀】
1 銀納による口永(くちえい)。 2 江戸時代、売買などの手数料として支払う銀貨。
く‐ちく【苦竹】
マダケの別名。
く‐ちく【駆逐】
[名](スル) 1 追い払うこと。「悪貨は良貨を—する」「私は此不安を—するために書物に溺れようと力(つと)めました」〈漱石・こゝろ〉 2 馬や車などで追いかけること。「馬車相(あい)—して進み...
口(くち)食(く)うて一杯(いっぱい)
食うだけで精いっぱいで、余裕のない生活のたとえ。「—に、雑煮祝うた分なり」〈浮・胸算用・四〉
くちく‐かん【駆逐艦】
海軍艦船の一。防空力・対潜能力・水上打撃力となるミサイルや魚雷・爆雷などを搭載する比較的小型の快速艦。
くち‐くさ【腐ち草】
1 枯れて腐った草。 2 《草が腐って蛍になるという「礼記」月令などの故事から》ホタルの別名。
くち‐ぐせ【口癖】
《古くは「くちくせ」とも》癖のようにいつも言うこと。また、その言葉。
くち‐くち【口口】
口づけ。接吻(せっぷん)。「罷り出でたる大橋と—するで候なり」〈伎・幼稚子敵討〉