くな‐くな
[副](スル) 1 物がたわむさま。また、しなるさま。しなしな。「小関は、白い手頸を—させて振り」〈高見・故旧忘れ得べき〉 2 急に力が抜けて萎(な)えるさま。へなへな。「—と成ると、とんと橋の...
くなしり‐とう【国後島】
北海道南千島の島。知床(しれとこ)半島の東方にある。爺々(ちゃちゃ)岳などの火山があり、中心集落は泊(とまり)。第二次大戦後はソ連、のちにロシア連邦の統治下。面積1500平方キロメートル。
くなど‐の‐かみ【久那斗神/岐神】
⇒ふなどのかみ
クナワラ【Coonawarra】
オーストラリア、南オーストラリア州南東端にあるワイン産地。テラロッサとよばれる石灰岩質の赤土が広がり、赤ワイン向けのブドウの栽培に適している。クーナワーラ。
く‐なん【苦難】
苦しみや困難。「—を乗り越える」
くなん‐の‐みち【苦難の道】
《Via Dolorosa》⇒ビアドロローサ
くに【国/邦】
1 国家。また、その占めている地域。国土。「—の財政」「海の彼方の—」 2 地方。地域。「北の—」 3 古代から近世までの行政区画の一。大化の改新によって定められ、明治維新まで続いた。「駿河の—...
く‐に【垢膩】
あかとあぶら。「後に負へる袋には、—の垢付ける衣あり」〈謡・卒都婆小町〉
くに【訓】
《「くん(訓)」の「ん」を「に」で表記したもの》「くん(訓)」に同じ。「一度(ひとたび)は—、一度は声に読ませ給ひて」〈宇津保・蔵開中〉
くに‐あらそい【国争い】
1 一国の土地や政権をめぐって争うこと。「源平の—、今日をかぎりとぞ見えたりける」〈平家・一一〉 2 国と国との争い。「父一官の生国は大明(だいみん)韃靼(だったん)、鴫(しぎ)蛤(はまぐり)の...