けっこう‐じん【結構人】
1 好人物。お人よし。「根は—で娘を犠牲(くいもの)にしようという悪気はないが」〈魯庵・破垣〉 2 馬鹿正直な人。
けっこう‐ずくめ【結構尽くめ】
[名・形動]すべて申し分のないこと。よいことばかりであること。また、そのさま。「—なお話」
けっこう‐だて【結構立て】
好人物らしく振る舞うこと。「ええ、言ひ甲斐なし。—も事による」〈浄・蝉丸〉
結構(けっこう)は阿房(あほう)の唐名(からな)
人がよすぎるのは、ばかと同じことだということ。
けっこう‐ふりょう【血行不良】
血行がよくないこと。血液が体の各部に十分に行き渡らない状態。肩こりや腰痛、手足の冷えなどの一因となる。
結構(けっこう)を尽(つ)く・す
ぜいたくを尽くす。「五十年忌の法事をいとなみ、旦那寺を招待し、—・す」〈黄・見徳一炊夢〉