ほし‐の‐まぎれ【星の紛れ】
星の光がおぼろに見えること。「ありあけの暁よりも憂(う)かりけり—の宵の別れは」〈拾遺愚草・下〉
ほし‐いい【干し飯/乾し飯/糒】
蒸して乾燥させた保存用の飯。湯や水に浸して食べる。古くは旅の携行食。かれいい。かれい。ほしい。《季 夏》「—に日陰りて鮓(すし)はなれにけり/虚子」
ほと‐ほと
[副]戸などをたたく音や、斧(おの)で木を切る音などを表す語。「父が—と扉をたたいて」〈康成・青い海黒い海〉 「宮造る飛騨の匠の手斧(てをの)音—しかるめをも見しかな」〈拾遺・雑恋〉
[名]...
ぼ‐さん【墓参】
[名](スル)墓に参ること。墓参り。「命日に—する」《季 秋》「—して直ちに海に浮びけり/虚子」
ぼだい‐し【菩提子】
テンジクボダイジュの実。淡黒色で丸くて香りが強く、数珠を作る。《季 秋》「—を紅(くれなゐ)の糸につなぎけり/青々」
ぼに【盆】
《「ぼん」の撥音「ん」を「に」と表記したもの》 1 盂蘭盆(うらぼん)。ぼん。「十五、六日になりぬれば、—などするほどになりにけり」〈かげろふ・上〉 2 盆の供養の布施物。「御—どもは例の数候ふ...
ほく‐しゅ【北首】
頭を北向きにして寝ること。北枕(きたまくら)。「白河院は—に御寝なりけり」〈徒然・一三三〉
ポルト‐ジ‐ガリーニャス【Porto de Galinhas】
ブラジル北東部、ペルナンブコ州の都市レシフェの南約60キロメートル、イポジュカの町にある海岸保養地。白い砂浜とサンゴ礁が広がり、シュノーケリングなどのマリンスポーツが盛ん。周辺には、アフリカから...
ほん‐じょ【本所】
《「ほんしょ」とも》 1 荘園の領主・領家の上位に位置する名目上の権利所有者。平安後期以降、領主が所領を守るために中央の権門勢家に土地を寄進することがあり、その寄進を受けた者をいう。本家。 2 ...
ほり‐き【塹/壍/隍】
城の周囲にめぐらした堀。「—を隔て橋を引きてけり」〈今昔・一六・二〇〉