つたえ‐びと【伝へ人】
話の取り次ぎをする人。「右近内侍(ないし)ぞさりげなき—にては候ひける」〈栄花・浦々の別〉
せつ【節】
1 みさお。節操。「—を曲げない」 2 時間的な経過のくぎりめ、または一時期。「上京の—世話になる」「その—はよろしく」 ㋐1年を春夏秋冬の四つにくぎった1期間。季節。「いまの—では、しかし、百...
せき‐めん【赤面】
[名](スル) 1 赤い顔面。あからがお。 2 恥じて顔を赤らめること。また、恥じること。「—の至り」「おとなげなかったと—する」 3 感情が顔に表れて赤くなること。「興奮のあまり—する」
せみ‐ごえ【蝉声】
蝉の鳴き声に似た絞り出すような声。一説に、逼(せ)めあげる声の意でかん高い声、また「責め声」の音変化で苦しげな声とも。「—にしぼり出だし読みゐたれど」〈能因本枕・二二〉
せ【瀬】
1 川などの流れが浅く歩いて渡れる所。浅瀬。「—を渡る」⇔淵(ふち)。 2 川の流れの急な所。また、海水の流れ。潮流。「—を下る」「潮—」 3 物事に出あうとき。機会。「身をすててこそ浮かぶ—も...
せい‐せつ【清節】
志を清く守って曲げないこと。けがれのない節操。「—を貫く」
すん‐すん
[副] 1 物事が滞りなく進むさま。ずんずん。「桜—伸びゆけり」〈犀星・桜と雲雀〉 2 そっけないさま。つんつん。「賢女立てして—とすげなき御身が心を表し」〈浄・国性爺〉
そい‐ふ・す【添ひ臥す】
[動サ四] 1 寄り添って横になる。添い寝する。「裳をだにもよう言はば着ぬさまにて御前に—・し」〈枕・二四六〉 2 物に寄りかかってからだを横にする。「いみじくをかしげなる人、几帳のつらに—・し...
スピーカーホン【speakerphone】
1 受話器を取り上げなくても通話のできる電話機。 2 スピーカーとマイクが一体化した機器。大人数のテレビ会議やウェブ会議などで用いられる。マイクスピーカー。スピーカーマイク。
すで‐に【既に/已に】
[副] 1 ある動作が過去に行われていたことを表す。以前に。前に。「—述べた事柄」 2 その時点ではもうその状態になっていることを表す。もはや。とっくに。「彼は—おとなだ」「手術はしたものの—手...