げん‐こう【減劫】
仏語。住劫において、人間の寿命が、無量歳または8万歳から、年々または百年に1歳ずつ減じて、10歳になるまでの過程。⇔増劫。
げん‐こう【減耗】
[名](スル)《慣用読みで「げんもう」とも》減ること。また、減らすこと。
げん‐こう【玄黄】
天の色を表す黒と、地の色を表す黄。天と地。
げん‐こう【現行】
現在行われていること。「—の制度」「内容は—どおりで変更はない」
げん‐こう【言行】
言葉と行い。口で言うことと実際に行うこと。「—が一致しない」
げんこう‐いっち【言行一致】
口で言うことと行動とに矛盾がないこと。主張しているとおりに行動すること。
げんこうしゃくしょ【元亨釈書】
鎌倉後期の仏教書。30巻。目録1巻。虎関師錬(こかんしれん)著。元亨2年(1322)成立。仏教渡来から700年間の高僧四百余名の伝記と史実を漢文体で記したもの。
げんこう‐どうぶつ【原口動物】
⇒旧口動物
げんこう‐の‐へん【元弘の変】
元弘元年(1331)、後醍醐天皇が企てた鎌倉幕府討伐の計画。未然に露見し、天皇は笠置(かさぎ)寺や有王山中に逃れたが、翌年捕らえられ、隠岐(おき)に流された。幕府滅亡の直接の動因となった。
げんこう‐はん【現行犯】
現に行っているか、または現に行い終わった犯罪。また、その犯人。逮捕状なしに逮捕できる。「不法侵入の—」