ここんとしょしゅうせい【古今図書集成】
中国清代の百科事典。1万巻。陳夢雷らの編。のち、蒋廷錫(しょうていしゃく)らが増訂。1725年成立。現存する中国最大の類書。欽定(きんてい)古今図書集成。
ここん‐どっぽ【古今独歩】
昔から今に至るまで、匹敵するもののないこと。「—の弓馬の達人」〈浄・川中島〉
ここんばかしゅう【故混馬鹿集】
江戸後期の狂歌集。20巻2冊。朱楽菅江(あけらかんこう)編。天明4年(1784)刊。体裁を古今和歌集にまねて、天明調狂歌の典型を示したもの。
ここんひゃくばか【古今百馬鹿】
滑稽本。2巻3冊。式亭三馬作。文化11年(1814)刊。四人の間抜け者を描く。
ここん‐みぞう【古今未曽有】
過去に同じようなことがあったためしがないこと。
ここん‐むそう【古今無双】
昔から今までに並ぶものがないこと。「—の豪傑」
ここんようらんこう【古今要覧稿】
江戸後期の類書。560巻。幕命により屋代弘賢が編集。文政4〜天保13年(1821〜42)成立。自然・社会・人文の諸事項を分類し、その起源・歴史などを古今の文献をあげて考証解説したもの。
ここんるいく【古今類句】
江戸前期の和歌索引。10巻。山本春正編。寛文6年(1666)刊。二十一代集や諸物語に収録の歌を、第4句の頭字のいろは順に分類・配列したもの。