こっ‐しゃ【乞者】
乞食(こつじき)1をする僧。「この—は三形(さんぎゃう)の沙弥(しゃみ)なり」〈著聞集・五〉
こつたこう‐しょう【骨多孔症】
⇒骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
こつ‐がめ【骨瓶】
火葬にした死者の遺骨を納めるかめ。こつつぼ。
こつきり‐しゅじゅつ【骨切(り)手術】
⇒骨切(こつき)り術
こつが‐さいぼう【骨芽細胞】
骨組織の表面に存在し、新しい骨をつくる働きをもつ細胞。骨の基質となるコラーゲンなどのたんぱく質を分泌し、これにハイドロキシアパタイトが沈着して骨組織が形成される。古くなった骨を吸収する破骨細胞と...
ご‐ちょうし【五調子】
1 中国古来の音楽で、宮・商・角・徴(ち)・羽の五つの音階。 2 日本の雅楽で、壱越(いちこつ)調・平調(ひょうじょう)・双調・黄鐘(おうしき)調・盤渉(ばんしき)調の五つの調子。五調。
こ‐つ【木屑】
流れにたまった木のくず。こつみ。「鳴る瀬ろに—の寄すなすいとのきて愛(かな)しけ背ろに人さへ寄すも」〈万・三五四八〉
こちょうらく【胡蝶楽】
雅楽。高麗楽(こまがく)。高麗壱越(こまいちこつ)調の小曲。舞は四人の童舞。延喜6年(906)に藤原忠房が作曲、敦実(あつみ)親王が作舞したと伝える。番舞(つがいまい)は迦陵頻(かりょうびん)。...
こつ‐あげ【骨揚げ/骨上げ】
[名](スル)火葬にした死者の骨を拾い上げること。収骨。こつひろい。
こっ‐かい【骨灰】
動物の骨を、脂肪やにかわ質を脱してから焼いて作った灰。燐酸(りんさん)カルシウムを含むので、燐酸の原料・燐酸肥料とする。こつばい。