ぽろ‐ぽろ
[副](スル)「ぼろぼろ」よりやや軽い感じを表す語。「涙を—(と)こぼす」「悪事が—(と)露見する」 [形動]もろく砕けるさま。「可い加減冷めて—になった御飯に」〈近松秋江・別れたる妻に送...
ぽろり
[副] 1 粒状の物が一つ落ちるさま。「葉の先から露が—と落ちる」 2 うっかり取り落としたり、もろく取れたりするさま。「野手が—と落球する」「歯が—と抜ける」 3 不用意に口にするさま。「—と...
ぽろっ‐と
[副] 1 粒状の物がひとつぶ落ちるさま。ぽろりと。「—涙をこぼす」 2 物の一部が欠け落ちるさま。また、うっかり取り落とすさま。ぽろりと。「虫歯が—欠ける」「—秘密を漏らす」
ど‐よう【土用】
1 雑節の一。1年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前各18日間。 2 立秋前の夏の土用。丑(うし)の日に鰻(うなぎ)を食べる風習がある。《季 夏》「ほろほろと朝雨こぼす—かな/子規」
ねち‐ねち
[副](スル) 1 ねばねばしているさま。不快に粘つくさま。「アスファルトがとけて—する」 2 性質や話しぶりがしつこいさま。くどくてさっぱりしないさま。「—(と)愚痴をこぼす」「—(と)した人物」
ねつ‐るい【熱涙】
感動のあまり思わずこぼす、あつい涙。「—にむせぶ」
ふくろ‐づの【袋角】
生え替わったばかりのシカの角。皮膚で覆われ、柔らかいこぶ状をしている。《季 夏》「雨後の木々夕日をこぼす—/綾子」
あま・す【余す】
[動サ五(四)] 1 余分なものとして残す。余らせる。「料理が多すぎて—・してしまった」 2 限度に達するまでの余地を残す。「今年も—・すところあと三日」 3 (主に受身の形で用いる)持て余す。...