ご‐ぎょう【御形】
ハハコグサの別名「おぎょう(御形)」の俗称。 [補説]春の七草の一つとして用いるときの称。《季 新年》
ぎい‐ぎい
[副]物がきしんだりするときに出る、やや鈍い感じの音を表す語。「ぶらんこを—(と)こぐ」
カヤック【kayak】
1 エスキモーが猟に用いる小舟。木の枠にアザラシの皮を張って作る。 2 1に似た競技用カヌー。両端に水かきのあるパドル(櫂(かい))で左右交互にこぐ。
こそで‐ぐるみ【小袖包み】
絹織物の上等な衣服にくるまっていること。ぜいたくな生活をしていること。おかいこぐるみ。「あの老婆(ばばあ)もこの頃は—でね」〈人・花筐・三〉
い・ゆ【射ゆ】
[動ヤ下二]《動詞「い(射)る」の未然形に、古く、上一段にも接続したといわれる受身の助動詞「ゆ」が付いて一語化したもの》射られる。「—・ゆ鹿(しし)をつなぐ川辺の和草(にこぐさ)の身の若かへにさ...
いため‐もくはん【板目木版】
板目彫りの木版。また、その印刷物。版木としてサクラ・ホオ・カツラ・ナシなどを使う。浮世絵など。→木口(こぐち)木版
いわし‐ぐも【鰯雲】
白い小さな雲が、魚のうろこのように群がり広がっている雲。多く、巻積雲のことで、この雲が出るとイワシの大漁があるといわれた。鯖雲(さばぐも)。鱗雲(うろこぐも)。《季 秋》「—ひとに告ぐべきことな...
何処(いずく)はあれど
多くの所があるが、その中で特に。「みちのくは—しほがまの浦こぐ舟の綱手悲しも」〈古今・東歌〉
いため‐ぼり【板目彫(り)】
板目1の板を版木として彫刻すること。また、その木版。→木口(こぐち)彫り
い‐こ・ぐ【い漕ぐ】
[動ガ四]《「い」は接頭語》舟をこぐ。「海原の畏(かしこ)き道を島伝ひ—・ぎ渡りて」〈万・四四〇八〉