ご‐げん【五弦/五絃】
1 弦楽器の5本の弦。 2 「五弦琴」または「五弦琵琶」の略。
ご‐げん【五眼】
仏語。真理を認識する能力を、眼になぞらえて5種に整理したもの。肉眼(にくげん)・天眼(てんげん)・慧眼(えげん)・法眼(ほうげん)・仏眼(ぶつげん)。
ご‐げん【御見】
《「御見参」の略。「ごけん」とも》お目にかかること。御面会。江戸時代、主に遊女が用いた語。「忙(せは)しき—に枕も取らず」〈浮・万金丹・五〉
ご‐げん【御監】
1 馬寮(めりょう)を総裁した職。左右各一人で、近衛大将(このえのだいしょう)が兼任した。うまのつかさ。 2 親王家の家司(けいし)の上官。
ご‐げん【語源/語原】
個々の単語の本来の形や意味。また、個々の単語の成立の由来や起源。
ごげん‐がく【語源学】
言語学の一部門。語源を史的言語学や比較言語学の方法により追究する学問。
ごげん‐きん【五弦琴】
中国古代の弦楽器。弦を5本張った琴。今は伝わらない。
ごげんしゅう【五元集】
江戸中期の俳諧集。4冊。榎本其角(えのもときかく)自撰、小栗旨原(おぐりしげん)編。延享4年(1747)刊。其角自撰の千余句の発句集「五元集」、句合わせ「をのが音鶏合(ねとりあわせ)」、旨原編の...
ごげん‐びわ【五弦琵琶】
1 奈良時代から平安初期に中国から伝来した5弦5柱の琵琶。雅楽に用いられたが、平安中期に廃絶。 2 広く5弦の琵琶。現在、筑前琵琶・錦(にしき)琵琶などがある。
ごげん‐もじ【御見文字】
「御見」をいう女性語。おめもじ。「—の時、申し参らせ候ふべく候」〈仮・薄雪〉