さくら‐づけ【桜漬(け)】
1 ヤエザクラの花を塩漬けにしたもの。熱湯を注ぎ、桜湯として飲む。《季 春》「いと軽き石のおもしや—/虚子」 2 ダイコン・カブなどを赤梅酢で漬けたもの。
サクラディサンミケーレ‐しゅうどういん【サクラディサンミケーレ修道院】
《Sacra di San Michele》イタリア北西部、ピエモンテ州の町サンタンブロージョ‐ディ‐トリノにある修道院。スーザ渓谷の南側に位置する急峻(きゅうしゅん)なピルキリアーノ山の上に建...
さくら‐でんぶ【桜田麩】
でんぶの一。タイやタラなど白身魚の身を細かくほぐして煎り、食紅で淡い紅色をつけたもの。
さくら‐どうろう【桜灯籠】
桜の花を透かし彫りにした銅製円形の灯籠。
さくら‐どき【桜時】
桜の花の咲くころ。花時。《季 春》
さくら‐なべ【桜鍋】
馬肉を使った、味噌仕立ての鍋料理。《季 冬》
さくら‐に【桜煮】
「桜煎(さくらい)り」に同じ。
さくら‐にく【桜肉】
「桜5」に同じ。
さくらのその【桜の園】
《原題、(ロシア)Vishnovïy sad》チェーホフの戯曲。4幕。1903年作、翌年初演。新興商人に桜の咲く荘園を売り渡す貴族ラネーフスカヤ家の没落を通して、新旧の社会勢力の交替を叙情的に描く。
さくらのはな【さくらの花】
網野菊による小説。妹の病死を主題とする。昭和36年(1961)刊行。同年、第12回芸術選奨文部大臣賞を受賞。昭和37年(1962)、第1回女流文学賞を受賞。