むらた‐はるかど【村田春門】
[1765〜1836]江戸後期の国学者・歌人。伊勢の生まれ。号、田鶴舎(たずのや)など。本居宣長(もとおりのりなが)の門人。幕臣小笠原家に仕えた後、大阪で古学・歌道を教え、晩年は水野忠邦の師とな...
むらたま‐の【群玉の】
[枕]糸に通した多くの玉がくるくる回る意から、「枢(くる)」にかかる。「—くるにくぎ鎖(さ)し固めとし」〈万・四三九〇〉
むら‐だか【村高】
江戸時代、年貢・諸役負担の基準となった一村の田畑・屋敷などの総石高。
むら‐だち【群立ち/叢立ち】
むらだつこと。「立田山松の—なかりせばいづくかのこる緑ならまし」〈千載・秋下〉
むら‐だ・つ【群立つ/叢立つ】
[動タ五(四)] 1 一群になって立っている。群生する。むれだつ。「雑木交りに木深く—・って」〈風葉・青春〉 2 群がって上へあがる。一群をなして飛び立つ。むれだつ。「—・ち急ぐ嵐雲(あらしぐも...
むら‐ちどり【群千鳥】
群がっている千鳥。《季 冬》「暁をまぎれて行くや—/暁台」
むら‐ちょこ【紫猪口】
《「むら」は「むらさき(紫)」の略。「紫」は醤油の異称》刺身を食すときなどに使う、醤油を差す小皿。
むら‐ち・る【斑散る】
[動ラ四]まばらに散る。「風吹けば空に—・る雲よりもうきて恋する人はまされり」〈忠岑集〉
ムラディエ【Muradiye】
トルコ北西部の都市ブルサの市街北西部にある霊廟群。色彩豊かなタイルで装飾されたジェムスルターン廟をはじめ、オスマン帝国の歴代スルターンたちが眠る大小12の霊廟がある。ムラト2世によって造られたム...
むら‐と【腎】
腎臓(じんぞう)の古称。〈和名抄〉