ももやま‐ぶんか【桃山文化】
桃山時代の文化。美術史では安土時代をも含める。長い戦国争乱の状態から急速に統一が達成され、自由闊達(かったつ)な人間中心の文化が展開。雄大な城郭・社寺などが造営され、内部を飾る華麗な障屏画(しょ...
もも‐ゆ【桃湯】
桃の葉を入れて入浴すること。また、その湯。あせもに効くという。桃葉湯(とうようとう)。
もも‐よ【百代/百世】
百年。また、長い年月。ももとせ。「山高く川の瀬清し—まで神(かむ)しみ行かむ大宮所」〈万・一〇五二〉
もも‐よ【百夜】
多くの夜。「今夜(こよひ)の早く明けなばすべをなみ秋の—を願ひつるかも」〈万・五四八〉 [補説]書名別項。→百夜
ももよ【百夜】
田山花袋の長編小説。昭和2年(1927)発表。
ももよ‐ぐさ【百代草/百夜草】
草の名。菊・ヨモギ・ツユクサなどに当てる。
もも‐よせ【股寄せ】
太刀の鞘(さや)の峰のほうを覆っている覆輪(ふくりん)。雨覆(あまおお)い。
もも‐われ【桃割れ】
女性の髪形の一。後頭部で髪を二つの輪にまとめ、桃のような形の髷(まげ)に結ったもの。明治初期から中期にかけて、16、7歳の少女に流行。
股(もも)を割(さ)いて腹(はら)に充(み)たす
自分の股の肉を割いて食い満腹する。自分を支えているものを犠牲にして欲望を満たそうとし、破滅することのたとえ。
ももんが【鼯鼠】
リス科の哺乳類。体長15〜20センチ、尾長10〜14センチ。前・後肢の間に飛膜をもち、目が大きく、外形・習性ともムササビに似る。本州・四国・九州に分布。北海道には近似種のエゾモモンガがすむ。ばん...