ごか‐の‐あもう【呉下の阿蒙】
《「阿」は親しみを表す語。呉の魯粛(ろしゅく)が呂蒙(りょもう)に会って談議し、呂蒙のことを武略に長じただけの人物と思っていたが、今は学問も上達し、呉にいた頃の阿蒙ではないと言ったという、「呉志...
ごかのしょう【五家荘】
熊本県中東部、八代(やつしろ)市の地名。球磨(くま)川の支流、川辺川(かわべがわ)源流にある葉木(はぎ)・仁田尾(にたお)・樅木(もみき)・椎原(しいばる)・久連子(くれこ)の旧5村をいう。平家...
ごか‐の‐しらべ【五箇の調べ】
琴(きん)の5種類の弾き方。また、その調子。掻手(かいで)・片垂(かたたり)・水宇瓶(すいうびょう)・蒼海波(そうがいは)・雁鳴(がんめい)の五つ。筑紫箏(つくしごと)でもいう。
ごか‐の‐ほう【五家の法】
近接する5戸を一組とし、その組の連帯責任において治安維持などの取り締まりに任じさせたもの。中国の周代の制度にならい、日本では律令制で五保の制が敷かれたが、江戸時代の五人組制度もこの系統を引くもの。
ごか‐ひ【五加皮】
ウコギの根皮を干した漢方薬。強壮剤にするほか、薬用酒の五加皮酒をつくる。
ごか‐ぼう【五家宝/五荷棒】
蒸したもち米をのして細かくきざみ、乾燥させて砂糖と水飴(みずあめ)とで固めて棒状にし、きな粉を水飴で練ったものを巻いた菓子。享保年間(1716〜1736)上州五箇村の人が始めたといわれ、現在は埼...
ご‐かもん【御家門】
⇒家門(かもん)3
ごかやま【五箇山】
富山県南砺(なんと)市の南東部、庄川上流の地域。合掌造りの民家がある。平家の落人(おちうど)伝説の地。平成7年(1995)「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。...
ご‐かん【五官】
人間が外界の事物を感じる五つの感覚器官。目・耳・鼻・舌・皮膚。
ご‐かん【五感】
視・聴・嗅(きゅう)・味・触の五つの感覚。これらの感覚によって外界の状態を認識する。「—を研ぎすませる」