ご‐ぎゃく【五逆】
1 仏語。5種の最も重い罪。一般には、父を殺すこと、母を殺すこと、阿羅漢(あらかん)を殺すこと、僧の和合を破ること、仏身を傷つけることをいい、一つでも犯せば無間地獄(むけんじごく)に落ちると説か...
ごぎゃく‐ざい【五逆罪】
「五逆」に同じ。
ご‐ぎゅう【呉牛】
《中国、呉の地方に多くいたところから》スイギュウの別名。
呉牛(ごぎゅう)月(つき)に喘(あえ)ぐ
《「世説新語」言語から》呉牛は暑さをいやがるあまり、月を見ても太陽と見誤って喘ぐ。取り越し苦労をするたとえ。
ご‐ぎょう【五行】
1 中国古代の世界観で、万物を構成し、天地の間に運行すると考えられた木・火・土・金・水の五つの元素。天では木星・火星・土星・金星・水星として運行し、地では木・火・土・金・水として現れ、人も五行か...
ご‐ぎょう【御形】
ハハコグサの別名「おぎょう(御形)」の俗称。 [補説]春の七草の一つとして用いるときの称。《季 新年》
ごぎょう‐えき【五行易】
易占の一。漢代の京房(けいぼう)らが案出したもので、易の六十四卦(け)の各爻(こう)に五行説を配して吉凶を占った。
ごぎょう‐さん【五行山】
《Ngu Hanh Son》ベトナム中部の都市ダナンの市街南郊にある山。大理石でできた五つの連山からなり、最高点は標高108メートル。チャンパー王国時代よりダナンの象徴として知られる。山腹には仏...
ごぎょう‐せつ【五行説】
中国古代の学説で、自然も人間・社会も、木・火・土・金・水の五つの元素の一定の循環法則に従って変化するという説。木・火・土・金・水の各元素が順々に次の元素を生み出してゆくとする五行相生(そうせい)...
ごぎょう‐ぼん【五行本】
義太夫節の詞章を書いた版本の一種。省略なしに全段を書いた丸本に対して、一部分だけ抜き出したもの。太夫が見やすいように、大きい字で1ページに五行の割で書いてあるところからいう。稽古本。