さき‐わたし【先渡し】
[名](スル) 1 売買取引で、契約をして一定期間がたってから商品を引き渡すもの。 2 貨物などを到着地で相手に引き渡すこと。 3 賃金の前払い。
さき‐わた・る【咲き渡る】
[動ラ四]咲きつづける。また、あたり一面に咲く。「万代に年は来経(きふ)とも梅の花絶ゆることなく—・るべし」〈万・八三〇〉
さきわれ‐スプーン【先割れスプーン】
先端を三つに割ってとがらせてある、フォーク兼用のスプーン。
先(さき)を争(あらそ)・う
われ先にと争って進む。「—・ってバスに乗り込む」
先(さき)を追(お)・う
貴人の先に立ち、進路の通行人を追い払う。先を払う。「車ども数(あまた)遣り続けて、—・ひののしりて来たりければ」〈今昔・二七・四一〉
先(さき)を折(お)・る
物事をしはじめようと勢いづいているところをさまたげる。でばなをくじく。
先(さき)を駆(か)・く
戦いで、真っ先に敵陣に攻め入る。「景高余りに—・けんと進みければ」〈平家・九〉
先(さき)を越(こ)・す
相手に先んじて事を行う。機先を制する。「新製品の開発で、—・されてしまった」
さ‐きん【砂金/沙金】
金鉱床が浸食されて砂粒状になった金が水に流されて、河床や海岸などの砂礫(されき)中に沈積したもの。しゃきん。→山金(やまきん) [補説]書名別項。→砂金
さ‐きん【差金】
差し引きした残りの金額。差額。