さ‐さつ【査察】
[名](スル)状況を視察すること。物事が規定どおり行われているかどうかを調べること。「上空から両国の緩衝地帯を—する」
ささ‐づくり【笹作り】
1 刀剣の縁頭(ふちがしら)・鐺(こじり)などの金物に笹の葉の模様を彫ったもの。 2 キス・サヨリなど、身の細い魚の刺身の作り方。三枚におろし、斜めに切って笹の葉の形にしたもの。
ささてん‐ぼだい【/𦬇点菩提】
仏書などの書写に使われる略記法で、「菩薩」を表す略字「𦬇(ささぼさつ)」の右脇下に点を打って菩提を表す字。
ささ‐なき【笹鳴き/小鳴き】
冬、ウグイスが茂みの中などでチャッチャッと鳴くこと。また、その鳴き方。《季 冬》→藪鶯(やぶうぐいす)
さざ‐なみ【細波/小波/漣】
《古くは「ささなみ」》 1 細かに立つ波。さざれなみ。 2 心の小さな動揺。また、小さな争い・不和。「心に不安の—が広がる」「二国間に—が立ちはじめる」 滋賀県の琵琶湖西南沿岸一帯の古称。
ささ‐にごり【小濁り/細濁り】
水がわずかに濁ること。
ささにしき
稲の一品種。宮城県で作られ、昭和38年(1963)に命名・登録。味がよく、収量性にもすぐれ、東北地方で広く栽培されたが、いもち病や冷害に弱く、近年は作付面積が減少している。水稲農林150号。東北...
ささ‐の‐いお【笹の庵】
笹の葉で屋根をふいた小屋。草庵。ささのいおり。「かりそめと思ふ旅寝の—も夜や長からん霧の置きそふ」〈玉葉集・旅〉
ささの‐ごんざ【笹野権三】
浄瑠璃「鑓(やり)の権三重帷子(ごんざかさねかたびら)」の主人公。茶道の師浅香市之進の妻おさいとの不義を疑われ、流浪の末、市之進に討たれる。
ささ‐の‐さいぞう【笹の才蔵】
1 福岡県博多と宮崎県宮崎市佐土原で、疱瘡(ほうそう)よけのまじないとして作る、猿の裃(かみしも)・袴(はかま)姿の土偶。 2 壱岐(いき)で、疫病よけのまじないに門口に貼るお札。笹をかついだ男...