さめ‐こもん【鮫小紋】
鮫の皮のように細かい点で円弧形を重ねた模様を表した小紋。江戸時代には裃(かみしも)に用いられたが、現在は着物に1色染めで用いられることが多い。
さめ‐ざめ
[副] 1 しきりに涙を流して静かに泣くさま。「—と泣く」 2 心にしみるようなことをしみじみと言うさま。「ひたぶるに世を思ひすごし心のほどかきつくし、うち泣き、—とのたまひて」〈浜松・五〉
さめ‐ざや【鮫鞘】
鮫の皮を巻いて作った刀の鞘。
さめ‐すが【鮫氷】
鮫の軟骨を薄く削って乾かした食品。三杯酢にしたり煮たりして食べる。宮城県地方の名産。
サメーダン【Samedan】
スイス東部、グラウビュンデン州の町。オーバーエンガディン地方に属し、イン川沿いに位置する。レーティッシュ鉄道が通じ、国際空港が所在。18世紀建造のバロック様式の塔をもつ改革派教会や、ロマンス語文...
サメット‐とう【サメット島】
《Ko Samet》タイ南東部、タイランド湾に浮かぶ島。ラヨーンの南東の沖合約7キロメートルに位置する。首都バンコクからも近く、島全体が国立公園に指定され、海岸保養地として人気がある。サイケーオ...
さめ‐はだ【鮫肌/鮫膚】
鮫の皮のように乾いてざらざらした皮膚。
さめはだ‐やき【鮫肌焼(き)】
釉(うわぐすり)が鮫の肌のように粒状になった陶器。薩摩焼・萩焼などにみられる。
さめ‐びたき【鮫鶲】
ヒタキ科サメビタキ属の鳥。スズメより小形で、全体に暗褐色、下腹部は白い。アジアに分布。日本では夏鳥。《季 夏》
さめ‐やすり【鮫鑢】
鮫の皮を板に貼りつけて作り、物を磨くのに用いるもの。