しきし‐しょう【色視症】
無色のものに色がついて見える症状。水晶体の摘出手術後の赤視症や青視症、サントニン中毒による黄視症などがある。
しき‐しだい【式次第】
式の順序。式次。
しきし‐だて【色紙点】
茶の湯で、茶箱点(ちゃばこだて)の一。道具や古袱紗(こぶくさ)などを置き合わせた形が、色紙を散らしたようになるところからいう。裏千家11世淡々斎の考案になる。
しきしないしんのうしゅう【式子内親王集】
式子内親王の和歌集。成立年は未詳だが、建仁元年(1201)との説がある。
しきし‐ばこ【色紙箱】
蒔絵(まきえ)などで彩色された、色紙を納める箱。
しきしま【敷島/磯城島】
崇神天皇・欽明天皇が都を置いた、大和(やまと)国磯城(しき)郡の地名。 《枕詞「しきしまの」から転じて》大和の異称。 日本の異称。 紙巻きタバコの名。口付きで、明治37〜昭和18年(...
しきし‐まど【色紙窓】
茶室の窓の一種。二つの窓を上下にずらして配置したもの。色紙を散らしてはりつけたのに似ているところからいう。
しきしま‐の【敷島の】
[枕]磯城島(しきしま)の宮のある大和(やまと)の意から、「やまと」にかかる。「—大和の国に人多(さは)に満ちてあれども」〈万・三二四八〉
しきしま‐の‐みち【敷島の道】
《日本古来の道の意から》和歌の道。歌道。
しきしま‐や【敷島や】
[枕]「やまと」にかかる。「—やまとしまねも神代より」〈新古今・賀〉