きょく‐せつ【曲節】
1 楽曲の節(ふし)。節回し。曲調。 2 曲がっていたり節があったりすること。心や行動がねじ曲がっていること。「心に—あり、人の為にあしき人は…始終あしき也」〈正法眼蔵随聞記・四〉
きりぎりす【螽蟖/螽斯/蟋蟀】
1 直翅(ちょくし)目キリギリス科の昆虫。体は緑色または褐色で、体長4センチくらい。夏から秋にかけて日当たりのよい草原でみられ、雄は日中ギースチョンと鳴く。本州以南に分布するが、岡山以東のヒガシ...
きゃく‐しき【格式】
1 律令を補足・修正するための法令。格(きゃく)と式。かくしき。「弘仁—」→格(きゃく) →式 2 ⇒かくしき(格式)1
くわ・し【細し/美し】
[形シク]繊細で美しい。こまやかで美しい。「走り出の宜しき山の出で立ちの—・しき山ぞ」〈万・三三三一〉
きさご【細螺/喜佐古/扁螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。内海の砂泥地に埋もれて群生する。貝殻は低円錐状で、殻径3センチくらい。殻表は青黒色にタイル状模様がある。肉は食用、殻はおはじき・貝細工などに使う。きしゃご。ぜぜがい。《...
く・し【奇し】
[形シク]神秘的である。不思議である。「—・しき邂逅(かいこう)」→奇(く)しき →奇(く)しくも
けい‐ちょう【京兆】
1 「京兆の尹(いん)1」に同じ。 2 左京職(さきょうしき)・右京職(うきょうしき)の唐名。 現在の中国陝西(せんせい)省西安市付近一帯の称。
ご‐さい【五彩】
1 青・黄・赤・白・黒の五つの色。また、多種の色。五色(ごしき)。 2 中国宋代(金代)を起源とし、元代に完成した上絵付け、およびその陶磁器。白磁または白釉陶(はくゆうとう)に赤・青・黄・緑・紫...
ここ‐ち【心地】
1 外界からの刺激に対して起こる心の状態。心持ち。気持ち。気分。「—よさそうに眠る」「生きた—もしない」 →気持ち[用法] 2 物事に対する心の持ち方。考え。思慮。心構え。「まだいと若き—に」〈...
ここの【九】
1 く。きゅう。ここのつ。数をかぞえるときの語。この。「なな、や、—、とお」 2 く。きゅう。ここのつ。多く、名詞の上に付けて用いる。「—月」「はしきやし翁(おきな)の歌におほほしき—の児らや感...