こく【轂】
[音]コク(呉)(漢) [訓]こしき 車輪の軸を受ける部分。こしき。「轂下(こっか)・轂撃(こくげき)/輦轂(れんこく)」
けち‐えん【血縁】
「けつえん(血縁)」に同じ。「なまめかしきうちしも、—に思はむぞ、あやしき心なるや」〈堤・虫めづる姫君〉
こうばし・い【香ばしい/芳ばしい】
[形][文]かうば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》 1 よい香りがする。多く、食物を煎(い)ったり焼いたりしたときの、好ましい香りにいう。「—・いほうじ茶の香り」 2 見た目や印象などがす...
わしり‐で【走り出】
家の門から走り出た所。門口。はしりで。「隠国(こもりく)の泊瀬(はつせ)の山は出で立ちのよろしき山—のよろしき山の」〈雄略紀・歌謡〉
ああだこうだ
しきりに何かを言うさま。口うるさいさま。なんだかんだ。「—と文句を並べる」
わわ・し
[形シク] 1 騒々しく、落ち着きがない。軽々しい。「この頃の人は、よろづ—・しきやうにのみ連歌の道もなり行くなり」〈筑波問答〉 2 騒がしい。やかましい。また、口うるさい。「—・しうは—・しい...
こがねい【小金井】
姓氏の一。 [補説]「小金井」姓の人物小金井喜美子(こがねいきみこ)小金井小次郎(こがねいこじろう)小金井良精(こがねいよしきよ)
こがれ【焦がれ】
思い焦がれること。「蚊やり火は煙のみこそたちあされ下の—は我ぞわびしき」〈相模集〉
こお・し【恋ほし】
[形シク]《「こひ(恋)し」の古形》「恋しい」に同じ。「梅の花今盛りなり百鳥(ももとり)の声の—・しき春来たるらし」〈万・八三四〉
こ‐ぎく【小菊】
1 観賞用に栽培される花の小さい菊。《季 秋》 2 薄手で小判の和紙。懐紙としてのほか、茶の湯の釜敷(かましき)や鼻紙などに利用される。